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このような素晴らしいイラストを使用させてくださり、本当にありがとうございましたm(__)m

バナーはダウンロードして使って下さい^^


ゲーム作製暦

 幼少期から工作やら何やら作るのは好きだったけど、ゲーム関連に足を突っ込んだのは高校1年の時、ゲーム音楽を耳コピし、着メロを作り初めたのが最初。音楽等何も知らない状態でやり始めたので、音程ずれまくるわ、和音の概念知らないわで酷い出来栄え。そのまま数年、着メロを作り続ける。オリジナル曲も作りたいと思いながら結局やらずに年月が過ぎる。

 大学1年になり、パソコンでイラスト、音楽、プログラム等を製作するサークルへ見学に行く。そこで同人ゲーム“東方シリーズ”が好きな同級生と出会う。そして、彼はこんな事を言うのだった。

彼:「東方って全部1人で作ってるんだよー」
も:「へー」
 (結局、雰囲気が合わなかったので、サークルには入らず、彼とはその場限りの親交だった。ついでに言うとものらすは後に大学も辞める事になる)

 東方というものをほとんど知らないものらすだったが、友達の家で脇見程度に見た事はあった(後にそれはシューティングの本家ではなく、二次創作の格闘ゲームだったと知るのだけれど)
 そんな勘違いをしつつ、彼の言葉に内心、“ゲームを1人で? そんなの出来る訳ないだろ('・ω・’)きっと彼は何か勘違いをしているに違いない”と、結論付ける。

 数日後、東方等、特に意識していなかったものらすだが、ふとパソコンの前で思い出したので検索をしてみる事に。
 と、まず動画が出てきた。今度は正真正銘本家のシューティングだった。見て、心の中で一言。

「やっぱり、こんなん1人でやってる訳ないよwww」

 が、更に調べると、どうやら本当に1人で作っているらしいとわかる。“え……嘘でしょ……?”と、びっくり。しかし、その時はその程度で、自分もやろう等、一切思わないものらすだった。

 丁度、その頃、ニコニコ動画へ暇潰しに行くようになる。

 すると、東方という単語が目立って仕方ない。当時、スーパー負けず嫌いだったものらすの心がくすぶり始める。「俺だったらこれ以上の物作れる……!(根拠なし)」

 そして遂に19歳の終わり頃、負けず嫌いの心に火が付く。絵は全く描いたことなし、プログラムも完全なる無知、音楽はやっと1曲オリジナルが出来たぐらい、というスペックで、ゲームを1人で作ろうと思い立つ。絵、作曲、プログラムの練習を始める。

 大学の図書館に行くと、プログラム言語が複数ある事実を知る。何となくC++の本を借りる。理由は+が2個も付いて強そう!(’・ω・')という、どっからどう見ても頭の悪い子な理由。そして、70ページで挫折。

 C++はダメだったので、今度はCの本を友達から借りる(パクる)。今度は読み切れたけど、結局ゲームの作り方はわからず終い。

 2度挫折しているにも関わらず、どういう訳か未だ身の丈を理解しないものらすは“しゃーねーなぁ……”等、心の中で偉そうに言いながら、初心者向きと言われるゲーム用プログラム言語、HSPに手を出す。すると、今度はゲームとして動く物が完成した(それがホームページにも掲載しているOBOEGE-STG)
 が、HSPだと音楽面に制限がある事が発覚。音楽もちゃんとやりたいと思う者として、それは致命的。もう1度Cに戻ろうと決め、今度はCでもゲームを作る事に成功。

 Cで着々とシューティングゲーム(後のNONA MAGIC)を作る中、多少シナリオも入れたいよねー、と、思い始める。
 しかしながら、ものらすは小説等書いた経験もなく、究極奥義“読書感想文1行終わらせ”を使いこなす猛者。“こんなんじゃ、マシなシナリオすら書けないな……”そう思ったものらすはニコニコ動画のゲーム実況を見て、ゲームのシナリオ構成を勉強しようと考える。

「……シナリオしっかりやってみたいなぁ……!」

 実況を色々見て思った感想がこれだった。こんな事を思ったが故にNONA MAGICの規模が一気に膨らみ、その後、地獄を見る展開になる。地獄を感じた時の一言はこれ。

「あぁ…………いつになったら終わるんだろ……orz」

 名付けて無限地獄。これを感じた時の憂鬱さと言ったらない……。

 ――幾度とないゲーム破綻の危機、果てしない作業量、下手な絵、上手くならない音楽等々……に苦しめられながら、奇跡的にNONA MAGICが完成。当初は即売会への出展がしたかったが、無限地獄によって、精神をボコボコにされ、廃人と化していたものらすにNONA MAGICの続編を作る精神力はもう残っていなかった……。

 ちなみにNONA MAGICの内約は以下。
 プログラム:24521行
 敵配置データ:2849行
 会話データ:9105行
 画像ファイル:900枚(重複も有)
 作曲、調整、編集、沢山。

 “続編を作らないなら、出展しても悪いなぁ……”そう思ったものらすはNONA MAGICを身内に少し配る程度で、公開はしない決断をする(公開はその約2年後)

 第一部完成後も、ちまちまと第二部を作っていたものらすだったが、ついに製作がフェードアウト。ゲーム製作を引退。

 ……だが、すっかりゲーム作製から離れていたある日、ふとシナリオの原案が浮かんでしまう。

「この話は作ってみたい! ……けど、あの無限地獄はもう……泣」

 躊躇するものらす。

「……あ……でも、ノベルゲーなら作業量的に行けるかも……」

 そして、懲りずにゲーム作製を始めるものらすだった。

~~~~~~~~~~
追記:2014.7.12

 前作NONA MAGICの反省を活かすべく、作業量を抑えられるノベルゲーム製作に転向をし、順調に進めていくものらす。

 が、中盤を過ぎた頃から、ある事が頭をよぎり始める。

「あれ……? まだ作業量多かったんじゃない?

 結果、何度も製作停止(^q^)

 中断、再開、を繰り返し、一度は半年以上も進行がストップ。「……もう続きは作らんだろうな……」という状態にまで転落する。

 しかし、いつだって心の底で小さくくすぶるのはNONA MAGICが未完だった事……NONA MAGICが面白かった旨の感想をもらう度、苦しむ気持ち……。自分は完成品を見せてあげられなかった……。

 でも上記のような“完璧”な製作停止。

 再起は不能。

 来たのはNONA MAGICと同じ結末。

 まぁ、絶対作らなきゃいけないって訳でもないケドサ……。

 ……そんな、完成させる事が全く眼中から消えていた、ある暇だった時、未完状態のREVIVAL RESETをふとプレイした。

「あはは……ちゃんと書けてる……面白いな……^^」

 ものらすは何日か掛けて、プレイした。

「あー、そうそう、ここの展開はちょっとつまづいて考えるの大変だったんだよなぁ……^^;」

 過去、自身が書き、紡いだ文章を読み続けた。少なくとも自分にはそのシナリオはとても面白かった。

 でもその面白いノベルゲームは途中で終わってしまった。明らかに中途半端なおかしな所で画面は真っ黒になり、続きは見れなくなった。シナリオの流れを考えれば、ここで終わる訳はないのに。

「…………」

 自分の内側から何かが漏れ出した……本当に何かわからない何かが……。

 続き作ってみようかな……。

 じりじりと息を吹き返す完成させたい気持ち。

 ものらすの錆びついていた思考がぎこちない音を立ててゆっくりと回り出した。指がキーボードの上を再び走り始める。

 やがて、今までになかった程の製作スピードをたたき出し、以前同様かなりの疲れを感じつつも、遂に完成の目処をつける事に成功。

「……こ、ここまでくれば、もう未完はあり得ない!! コミケにだって申し込んでいいはずだ!!」

 で、当選。ちなみにコミケはNONA MAGICの時に一回落ちている。

 コミケの当選通知を見、ものらすは心底思った。

「リベンジを果たせる時が来た…………今度はちゃんと……完成品が見せられるんだ……!!涙」

 ……完結の夢ついえたNONA MAGICの魂を背負い、REVIVAL RESETが立ち上がる……。夢のバトンは次世代に託された……!!

 行ってこい!! REVIVAL RESET!! あとはお前に任せたぞ!! 完。

~~~~~~~~~~
追記:2017.4.6

 REVIVAL RESETもそこそこいい評価をもらえたと思ったし、悪くない……。そう思っていた。

 これでゲーム制作を終わりにしてもいいだろう。悪くない。……そう思っていた。

 実のところ、こんなテーマやネタをやったら面白いかもな……やってみたいかもな……。そう心の中で、ふわりと考えてはいたが、その企画を発進させる感じでもなかった。

 何故なら、何よりゲーム制作は疲れるからもうやりたくないし、そもそも、そのテーマや方向性やネタにしても、どういう風に料理をしたら、面白く出来るのか? それは丸っきりわかっていなかったからだ。

 ……だったらまぁ、このまま(制作をしない)でもいいだろう。

 話は変わるが、REVIVAL RESETを企画した当時、そして制作中、巷の同人ノベルゲームにはどんなものがあるのか、全く知らなかった。

 せいぜい、ひぐらしの鳴く頃にを知っているレベルであった。(だから、REVIVAL RESETのノベルゲームエンジンはNScripterになっている)

 しかし、REVIVAL RESETをリリースし、周囲の人の影響で、同人ノベルゲームにちょいちょいと触れるようになった。

 そこで気付く。

 あぁ……こんなやり方があるのか……。あぁ……そんなやり方もあるのか……。

 くそ……そんなことなら……

 自分もそうしておけば、もっと面白く出来たのに……!!

 REVIVAL RESETの出来に後悔した。事前にこういったことを知っておければ…………。

 そして、同時に思うは……

 これらのことをREVIVAL RESETの手法に加えて作れば、世界を破滅させられるレベルの作品が出来るはずだ……!!(?)

 けれど……

 もうゲーム作るのは疲れるって…………。

 きっと、面白く出来る。そうは思っても、どうにもこうにも一歩を踏み出しづらかった……。

 だって、ゲームを作るのはしんどい……。

 それにこの時点ではやっぱり、やりたいテーマや方向性やネタがぼーーーんやりとしているだけで、全くはっきりした形が見えていないのだ。これではどっち道、走り出せない。

 ……やっぱり、このままゲーム制作やめればいいや……俺の人生、もっと他にやるべきことがあるだろう……?

 そんな、ゲームをやめることに納得もしていて、ゆるやかに過ごしていた最中、とある、REVIVAL RESETを面白いと言ってくれていた人が“口にした”。

 こっちの作品の方が面白い。

 あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん゛?!!!!

 何故か妙に反応してしまった。

 というのも、その比較されてしまった作品は自分も知っていて、面白いのは知っていたのだが、僅差で自分の方が面白いと(勝手に)思っていたのだ(おい)

 この野郎ふざけおって……。

 しかし、その言葉を聞いた時は、REVIVAL RESETをリリースしてしばらく経っている時期だった。要は、REVIVAL RESETのダメだったところも冷静に見えるようになってきた頃である。

 ……この野郎とは思えど、正直わからなくはない……確かにその作品だって面白い……。

 くそ……今の自分だったらもっと面白いものが出来る算段があるのに……!

 思い浮かぶ、あの台詞……。

 これらのことをREVIVAL RESETの手法に加えて作れば、世界を破滅させられるレベルの作品が出来るはずだ……!!

 今まで鎮火していた無意識の領域、あの燃え上がる、かつてのやる気スイッチが、その人の言葉で着火した感覚が確かにした……!!

 そして、その時は間もなくだった。やる気スイッチは確かにONになっていたのだ……!

 “やりたいテーマや方向性やネタがぼーーーんやりとしているだけ”だったその空想……それらが全て繋がるアイデアが閃いた!!!!

 ああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!! こうしたら全部上手くいくじゃねぇかあああああああああああああ!!!!!!!!

 なんということだ……! いらぬことを思いついてしまった!! こんなのを形にせず取っておくなど、世界の損失だ!!(?!)

 そして……

 あの野郎、次は絶対面白いって言わせてやるからな……!!!!!!!!

 再びゲーム制作という地獄の長距離マラソンに一歩を踏み出した……。

 次にいずる、そのタイトルは“親愛なる孤独と苦悩へ”……!!

 全てを貫けぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!(自分でも何言ってるかわかりません)

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